小野学園小学校

校長室より

卒業式 学校長式辞

2015/4/29

2015年3月16日(月)
 小野学園小学校 第58回卒業式
 学校長 式辞

 厳しいしい寒さもようやく和らぎ、校庭の桜の蕾も、春の兆しと共に、膨らみが大きくなっているように感じられます。このよき日に、ご来賓の皆様、並びに保護者や、ご家族の皆様方のご列席をいただき、小野学園小学校、第五十八回の卒業式を迎えることとなりました。教職員一同、この上のない喜びであり、学園を代表して、こころよりお祝いを申し上げます。

 ただ今、38名の皆さんに、卒業証書を授与いたしました。保護者の皆様におかれましては、お子様が、本校での課程を無事修了され、本日、晴れの卒業の日を迎えることができ、大変お喜びのことと思います。高段からではございますが、心よりお祝いを申し上げますとともに、長い間、本校の教育活動に、ご理解とご協力を賜りました事を、深く感謝し、厚く御礼を申し上げます。

 「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。」

 皆さんと一緒に過ごした六年間には、たくさんの思い出や、出来事があり、語りつくすことができません。特に皆さんの一番の思い出となっている「山中湖林間学校」は、一年生、二年生の時は、それまで通り、「旧小野学園セミナーハウス」で行いました。皆さんが三年生に進級する年の、2011年、3月11日には、「東日本大震災」が発生しました。皆さんはまだ二年生で、不安だったと思いますが、教職員、保護者の皆様を含め、みんなで助け合いながら、学校に泊まったことは、忘れることができません。

 大地震とそれに伴う、津波や原発の影響などで、その年の「山中湖林間学校」は、残念ながら中止となりました。四年生の年は、安全対策を作り、何とか旧セミナーハウスを使いましたが、皆さんが五年生、六年生の時からは、民間の施設を利用することになりました。

 その後、多くの困難な課題がありましたが、初代小野時男校長先生の、都会の子供達に「水と緑の大自然の中で、体験学習をさせたい」という熱い意思を引き継ぎ、セミナーハウスの再建に取り組みました。保護者の皆様をはじめ、同窓生や数多くの関係者の方々の、お力とご協力によって、この三月にようやく完成となりました。皆さんは、卒業しますが、「山中湖林間学校」の「思い出」は、小野学園小学校の「伝統」として、永遠に引き継がれていきます。是非機会を見つけ、いつの日か訪れてみてください。

 皆さんが一年生として入学した年には、校庭が「全面天然芝」となりました。それまでは風が吹けば、砂ぼこりが舞う、固い土のグランドでした。従って皆さんは入学した時から「体育」の授業は勿論、始業時前、お昼休み、休み時間には、緑の芝生の上を、元気いっぱい、楽しそうに、安全に駆け廻ることができました。毎日、皆さんの楽しそうな姿を、校長室から眺めるのが楽しく、皆さんから「若さと元気」をもらい、励まされました。

 入学してからの、六年間は、過ぎ去ってしまえば、あっという間の時間だったかもしれません。振り返ってみますと、皆さんのクラスは、それぞれが個性豊かで、時には自己主張をしながらも、六年間をかけて「連帯感」に満ち、お互いの「絆」を大切にした、まとまりのあるクラスを、皆で作り上げました。これも、ご家族の方々のいつくしみと、先生方のご指導、友達の励まし、そして皆さん自身のたゆまぬ努力によって成し遂げられたものです。すべての人達に感謝の気持ちを忘れることなく、皆さんの大きな目標を、達成することによって、恩返しをしてください。

 卒業後も同窓会や運動会、志ら梅祭など、色々な行事の時には、是非学校を訪ねて来てください。その時には一段と成長した、皆さんとお会いできることを、楽しみにしています。

 卒業式のこのよき日に当たり、「38名の卒業生の、一人ひとりの、大いなる未来に、幸多かれ!」と心より祈り、学校長式辞といたします。

平成27年3月16日  

小野学園小学校 校長 小野時英

 

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